✍️ この記事の著者情報

【自己成長戦略の専門家】
桑田かつみ
💼 経歴・肩書き:
🔹専務取締役(役員)
🔹1970年生まれ
🚀 実績と提供価値:
🔹平社員から9年で役員に至った実体験に基づいた、再現性の高いリーダーシップ、仕事術、メンタル強化の「自己成長戦略」を共有。
🔹成功論 / リーダー論 / 心のスキルアップ / コミュニケーション術を専門。
🔹Xフォロワー3,000人突破!
【役員直伝】40代で「思考が浅い」と言われる人の慢心|先読み力を鍛える9つの視点
「会議で本質を突いた発言ができない」
「トラブルが起きてから『想定外だった』と慌ててしまう」
「部下の報告を聞いても、表面的なアドバイスしか返せない」
40代のリーダーがこうした悩みに直面したとき、不足しているのは知識の量ではありません。決定的に欠けているのは、物事の裏側を見抜く「先読み力」と、過去の成功体験に縛られた「慢心」を捨てる勇気です。
平社員からわずか9年で取締役へと駆け上がる中で、私が痛感したのは、役員クラスと現場リーダーの差は、単なるスキルの差ではなく「思考の深さ」の差だということです。思考が浅いままでは、どれだけ努力しても「人間の幅」は広がりません。
本記事では、私が修羅場の連続だった役員会議や商談で使い倒してきた、脳をフル回転させ、本質を射抜くための9つの戦略的思考法を解説します。
I. 混沌を整理し、先を読む「構造化」の技術
思考が止まってしまう最大の原因は、情報を「バラバラのまま」捉えようとすることにあります。まずは脳内の解像度を上げることから始めましょう。
① 視覚化(ビジュアル化):脳のメモリを解放する
複雑な問題に直面したとき、私は必ず裏紙に「図」を描きます。要素を書き出し、関係性を線で結ぶ。これだけで、脳が整理に使うエネルギーを「解決策を練る」方へ回せるようになります。図解できないものは、理解できていない証拠です。
② 時空軸の特定:リスクの発生源を見極める
「いつ(時間軸)」と「どこで(空間軸)」を徹底的に特定します。過去の推移から未来の振れ幅を予測し、他部署や市場への影響範囲を空間的に捉える。この2軸が揃って初めて、精度の高い「先読み力」が生まれます。
③ 記号化と思考の抽象化:感情を排除して法則を見る
「A部長が言った」という固有名詞を捨て、事象を「X(立場)からの要求」のように記号化します。これにより感情的なバイアスが消え、組織の力学や普遍的な法則性が浮かび上がってきます。
II. 論理の穴を埋め、説得力を高める「推論」の技術
「なんとなく」の判断は、40代リーダーにとって最も危険な慢心です。論理の往復で、確信を確信へと変えていきます。
④ 帰納と演繹の往復:仮説の精度を極限まで高める
現場の事実から法則を見つける「帰納法」と、経営理念や市場原理から具体策を導く「演繹法」。この両端を高速で往復します。「現場ではこうだが、会社の方針に照らすと矛盾はないか?」この自問自答が論理の穴を埋めます。
⑤ 対極のバランス設計:アクセルとブレーキを使い分ける
組織を「右(守り・リスク回避)」と「左(攻め・革新)」で色分けします。新しい企画を通すなら、あえてブレーキ役(右)を一人巻き込んで意見を潰しておく。こうしたバランス感覚こそが、役員が評価する「大人の仕事」です。
⑥ 世界の階層化(一元・二元・多元):視点を切り替える
目の前の問題を「白か黒か(二元論)」で切り捨てるのではなく、あえて「第三の道(多元論)」がないか探る。あるいは、全ては繋がっているという「一元論」で全体を俯瞰する。視点の数だけ、解決策の引き出しが増えます。
III. 本質に辿り着き、「人間の幅」を見せる哲学
思考を深める行為は、最終的には自分の「哲学」に行き着きます。ここがブレないリーダーは、言葉に重みが生まれます。
⑦ ゼロサムの視点:等価交換の原理を忘れない
「何かを得れば、何かを失う」というゼロサムの視点は、戦略の基本です。新しいプロジェクトを始めるなら、何を捨てるのかを同時に決める。この覚悟がないリーダーは、現場を疲弊させるだけです。
⑧ 上部・下部構造:小手先のテクニックに逃げない
具体的な行動(上部構造)は、あなたの信念や哲学(下部構造)から派生していなければなりません。土台がグラついている人の言葉は、誰の心にも響きません。常に「自分の根幹にある価値観」と照らし合わせる習慣を持ちましょう。
⑨ 「一言」の極致:虚飾を剥ぎ取り本質を射抜く
「結局、一言で言うと何?」という問いに即答できるまで、「なぜ」を繰り返します。余計な説明(虚飾)を削ぎ落とした最後に残る一言こそが本質です。この短く、重い言葉が、人を動かし、あなたの評価を盤石なものにします。
🛡️ 思考を「成果」に変える具体的な実戦術
環境を整えたら、次は導き出した思考を日々の実務に落とし込み、圧倒的な結果を出す番です。リスクを事前に支配し、万が一の失敗さえも高評価へと逆転させる実戦の鉄則。「【役員直伝】30代40代の先読み段取り術|リスクを支配し失敗を評価に変える鉄則」を併せて確認してください。

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